不眠症を治す方法|睡眠薬には頼らない改善対策なら

ベッドに入っても、なかなか寝付けないという方も、多いのではないでしょうか。
寝付くまでに30分から1時間程時間がかかってしまうという場合、入眠障害という不眠症の疑いがあります。
たまに寝つきが悪くなるくらいなら、入眠障害でない事が多いのですが、慢性的に寝つきが悪い状態が続くと入眠障害と言っても良いでしょう。

 

入眠障害になってしまう原因は、脳と身体が、睡眠に適した状態になっていない為に起こる不眠症と言われています。
質の良い睡眠を行う為には 交感神経の緊張が解けている事・ 脳内からメラトニンが分泌されている事・体温が適度に下がっている事が大切です。

 

しかし現代人は様々な原因から、この3つの状態が揃わない事が多く、寝つきが悪くなってしまいやすいと言われているのです。

 

日中にストレスの多い生活をしていると、交感神経が高ぶってしまい、なかなか寝付く事ができません。
また寝る前には考え事などをしてしまいがちですが、ネガティブな感情がある事も、交感神経を活発にしてしまいます。
対策として、ストレスを感じやすいという方は、アロマでリラックスしたり部屋の照明を暖色にするといった、工夫を行うと入眠を促す事ができます。

 

またパソコンやテレビの光はメラトニンの分泌が低下してしまう為、就寝の2時間前くらいには出来るだけ、パソコンなどの画面を見ないようにすることも対策になります。

 

そして体内時計を整える事も、入眠障害の改善に有効です。
体内時計はメラトニンの分泌をコントロールしているので、体内時計が乱れてしまうと、睡眠に必要なメラトニンを分泌する事ができません。
規則正しい生活を送る事で、体内時計を正常にできるのですが、深夜の勤務があるなど勤務時間が不規則という方は、メラトニンが含まれているサプリメントで
寝つきを改善できると言われています。

 

このような点に気を付ける事で、寝つきを良くし入眠障害を克服できるでしょう。

 

眠れないことがある人の自己流対処法

 

身体は疲れているはずなのに、何故か眠れない時は、寝なければ!と思えば思うほど目が冴えてしまう事もあります。
そんな時は「寝る」では無くて、先ず体や頭をリラックスさせてあげるのが良いです。
リラックスできる方法は人によって違いますが、温かいハーブティーを飲むのも一つの方法です。
効果的なハーブとして、胃や腸も落ち着くカモミールや、尖った神経を和らげるレモンバーム、代謝が良くなり体を優しく温めるローズマリーなどがあります。
いずれも、スーパーなどで比較的手軽に購入できますが、カモミールがクセも無く飲みやすいです。
効果ももちろんですが、飲むと寝れるというのを自分の中で、寝る前の儀式にしてしまうと、すんなり眠る事ができます。