不眠症を治す方法|睡眠薬には頼らない改善対策なら

熟睡障害は7〜8時間程度の睡眠をとっているのにもかかわらず、睡眠中は浅い眠りに終始して翌朝の目覚めがスッキリしないといった症状が当てはまります。
熟睡障害になると、満足のいく睡眠が得られていないので、休日に余分に多く睡眠をとったり昼寝する事で熟睡感を得ようとする人が多いです。
しかし、このように頑張って長時間寝ても、完全に熟睡障害を改善する事は難しくなっているのが現状です。
熟睡障害を克服するには、まずノンレム睡眠を増やす事で熟睡できる状態に持っていくことです。
ノンレム睡眠を引き出すには、軽い運動を取り入れたり、就寝前のパソコンやテレビを避けるといった生活習慣の改善も有効です。
しかし、最も効果的なのはアミノ酸のグリシンを摂取する事です。
グリシンは主に鶏肉や豚肉、アーモンドにも含んでおり、1日3000mg摂取する事で深い睡眠をサポートする働きがあります。
しかし、グリシンは就寝前に摂取するのが推奨されているので、サプリメントで手早く摂るのがお勧めの方法です。
ノンレム睡眠を眠り始めからとれるようになる事で、睡眠の後半時間帯も安定して深い眠りにつく事が可能です。
そして、もう1つ熟睡障害の対策として、朝の時間帯に正常にセロトニンの分泌を促していく事です。
朝起きた時に、よく疲労を感じる人はセロトニンが不足しているとも言えます。
セロトニンを生成するには朝から積極的に太陽を浴びたり、セロトニンの原料となるトリプトファンの摂取を午前中に食事で摂取するのが効果的です。
朝食にパンやご飯などの炭水化物をきちんと食べて、トリプトファンの含有率が高い豆類や肉・魚を合わせて食べると、脳にセロトニンが伝達しやすくなります。
熟睡障害に困っているなら、まずはグリシンとトリプトファンという成分に着目し、意識して体内に取り入れていくのが改善の早道です。

 

眠れないことがある人の自己流対処法

 

眠れない時は、
ティッシュにラベンダーオイルを垂らして枕元に置き、
腹式呼吸をしながら力を抜いて、
目を閉じてクラシック音楽を聴いている自分を想像することにしています。
本当に音楽を聞いてしまうと、
音が気になってしまって余計に目がさえてしまって眠れなくなるので、
想像するだけにしています。

 

ラベンダーのエッセンシャルオイルとクラシック音楽にはリラックス効果があるというし、
腹式呼吸は体の緊張をほぐしてくれます。
すぐに眠気が訪れるわけではないけれど、
ただベッドに横になっているよりはだいぶましな気がします。

 

自分にとって心地いいことを想像して高ぶった神経をクールダウンさせていくのが、
一番気持ちよく眠りにつけるように思います。