不眠症を治す方法|睡眠薬には頼らない改善対策なら

不眠症の治し方 ※生活を一工夫してみましょう

 

「不眠症」でもっとも顕著な症状は、
夜布団の中に入っても眠れない、眠れても、
眠りが浅くすぐに目が覚めてしまう、
というものです。

 

こういう時期が長く続くと、
翌日の仕事や勉強に支障が出て、
その精神的な苦痛と不安から
精神科などの病院を受診する人が多いようです。

 

病院では、精神安定剤や睡眠導入剤など
「眠たくなる薬」を処方してくれますが、
これらが怖いのは、慣れてしまうと薬に依存してしまい、
飲まないと眠れなくなってしまうことです。

 

確かに薬を飲むことで快眠は得られますが、
再び不眠になる不安からやめられなくなり、
医師の指示を聞かずに薬だけを求める患者が増えていることが
医師の危惧になっているようです。

 

そのため、まずは自分の生活習慣や工夫から改善するよう試みることが必要です。

 

まず食事の時間と量を考えてみたいと思います。

 

以前は「腹が膨れると眠くなる」などと言われていましたが、
実はこれが逆で、睡眠前に胃の中に多量の食べた物が残っていると、
消化させるために胃が活発に動き血流量も多くなるため、
体が眠る体制をとれません。

 

できれば、睡眠の二時間前には食事を終えていることが理想的です。
もし帰宅時間が遅くどうしても食事の時間が遅くなる場合は、
消化しやすいものを少量だけ食べ、腹六分くらいで収めることが大事です。

 

お風呂は眠る前がいいですが、
これも季節によって入り方を変えると効果的です。

 

体温の変化で睡眠が促されるので、
夏は40度程度のお湯で15分から20分くらいを目安に。
冬は熱いシャワーを浴びる程度にします。

 

そうすると夏は外気に比べてじわじわと体温が下がり、
冬は逆にパジャマなどの温もりで体温が上がるので、心地よい眠気がきます。

 

ちょうどその時に布団に入りうまく入眠できたら、それがベストだと思います。

 

また、休息をサポートするサプリメントなどもありますので、
それを利用してみるのも手軽でおすすめです。