不眠症を治す方法|睡眠薬には頼らない改善対策なら

眠りが浅い不眠症、熟眠障害の原因と改善方法

不眠症にも眠りの状態でいくつかの種類に分けられます。眠りが浅い不眠症は熟眠障害といって、睡眠に必要な時間は十分に取っているにもかかわらず、眠った気がしなくて疲れが取れないといった状態になります。この不眠症は長時間寝ても眠りが浅いため解決策はならず、症状改善のためには睡眠の内容を変えていく必要があります。
睡眠中は眠りが浅いレム睡眠と、眠りが深いノンレム睡眠が繰り返していて、それが交互に行なわれることが質の良い睡眠になります。眠りの深いノンレム睡眠はさらに段階があり、脳がしっかり休息するためのノンレム睡眠は入眠してから3時間の間に行なわれています。熟眠障害になる人はこのノンレム睡眠が取れていないことが原因で、朝すっきりと目覚めるようにするには、ノンレム睡眠をきちんと取れるようにして安定したリズムのある眠りにすることが大切です。
熟眠障害を改善には外的な原因も取り除かなくてはいけません。布団やマットレスの沈み込みが合わなくて体に痛みを感じたり、枕の高さが不自然な状態では眠りが浅くなる原因になります。寝具の種類を自分の体格に合った物に変えてみたらよく眠れるようになったという場合もあるので、睡眠中に首や腰などに違和感がある方は、寝具を変えてみると落ち着きます。
睡眠時に呼吸をしていないことがある睡眠時無呼吸症候群も、眠りが浅くなる原因のひとつです。症状を改善するには専門の医療機関で医師の診断を受ける必要があります。その他の改善方法では、セロトニンを増やして眠れるようにするサプリなども出ているので、さまざまな対処法を駆使して症状を改善していくようにしましょう。